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 「いいかい。今日から "できない" と言ってはいけないよ。何かを始めるときは必ず、"私はできる"といって始めるんだ。
 そうすると心身統一の力が働いて、大抵のことは成し遂げられるようになるんだよ」


 道場では、子供が「できない」と言った時には、必ず「できる!と言ってからやってごらん」とやり直しをします。
 なんだ、それくらいのこと…、と思われるかもしれませんが、これは大きな違いです。


 「できる」と常日頃から発している子供は、潜在意識にプラスの心が生まれ、物事を前向きにとらえるようになります。
 このちょっとした一言が、子供を潜在意識から積極的にするのです。


 子供のプラスの面を見て、良い芽を伸ばしてあげることが「教え育む」こと。
 …とわかってはいても、時に上手く伝わらないことがあります。


 そんな時にこそ「子供は大人の鏡」と氣付かされます。
 まず、私が「できない」と言ってはいけないんだと、子供のプラスを引き出そうと、時に空回りしてしまう私を、子供達は日々“厳しく”鍛えてくれます。